【夏の健康情報】虫刺され、正しいケアできていますか?

夏は蚊・アブ・ハチ・毛虫など、さまざまな虫との接触が増える季節です。「かゆいだけ」と思って放置すると、かきむしりによるとびひや、まれにアナフィラキシーなど深刻な事態につながることも。正しいケアを知っておきましょう。


□ 虫の種類と症状の違い

 刺されてすぐにかゆみ・赤み。比較的軽症ですが、かきむしると傷が化膿することがあります。

ブユ(ブト) 刺されたときは気づきにくく、半日〜翌日に強い腫れと激しいかゆみが出ます。蚊より毒性が強く、放置するとしこりや色素沈着が残ることも。

ハチ 刺されると激しい痛みと腫れ。2回目以降はアナフィラキシーショック(重篤なアレルギー反応)のリスクがあります。刺された後に体のかゆみ・じんましん・息苦しさ・めまいがあれば即座に救急受診を。

マダニ 草むらなどで知らないうちに噛まれ、2〜3日気づかないことも。無理に取ろうとすると頭が皮膚に残るため、必ず医療機関で除去してもらいましょう。感染症リスクもあります。

毛虫 触れると細かい毛が刺さり、強いかゆみと赤い発疹が広がります。こすると毛が広がるため、粘着テープで取り除いてから流水で洗いましょう。


□ まず行うこと

刺されたら患部を流水でよく洗い流すことが第一歩です。清潔にすることで、菌の侵入や症状の悪化を防げます。かきむしりは厳禁、特にお子さんの場合は爪を短く切っておくと安心です。


□ 市販薬の選び方

かゆみだけ・軽い赤み → 抗ヒスタミン成分入りの薬(ムヒ・レスタミンなど)

腫れ・炎症が強い → ステロイド成分入りの薬(フルコートf・リンデロンVSなど)。ステロイドは1週間以内を目安に使用してください。

剤形の選び方 患部がジクジクしているときはクリーム・軟膏、広範囲や外出先ではローション・スプレーが便利です。

お子さんへの使用 子どもにはステロイドの強さに注意が必要です。年齢・部位によって使える薬が異なりますので、薬剤師にご相談ください。


□ こんな場合は病院へ

腫れがひどく熱を持っている、発熱がある、水ぶくれができた、1週間以上症状が続く、ハチに刺されて全身症状がある、マダニに噛まれた、お子さんの場合で掻きこわして傷が広がっているときは、皮膚科または救急への受診をおすすめします。


「この薬でいいかな?」「子どもに使えるもの教えて」など、お気軽にご相談ください。

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naoto