プールの後、きちんとケアできていますか?
夏のプールは気持ちいいですが、塩素や水の刺激で耳・目・肌にトラブルが起きやすい季節でもあります。特にお子さんは大人より粘膜や肌が敏感なため、プール後のケアがとても大切です。
□ 耳のケア ── 外耳炎に注意
プールの水が耳に入ったまま放置すると、外耳道(耳の穴)の皮膚がふやけ、外耳炎(耳の穴の炎症)を起こすことがあります。耳あかが多い方は特になりやすいので注意が必要です。

正しいケア方法 プールから出たら頭を左右に傾けて水を自然に出し、タオルで耳の入口をやさしく拭きましょう。ドライヤーの冷風を20〜30cm離して当てると、しっかり乾かせます。
やってはいけないこと 綿棒を奥まで差し込んだり、耳を強くたたいたりするのはNG。傷がついて悪化する原因になります。
プール後に耳が痛い・かゆい・聞こえにくいと感じたら早めに耳鼻科へ。
□ 目のケア ── プール熱・結膜炎を防ぐ

塩素は目への刺激が強く、目が充血したり、かゆくなったりすることがあります。また夏はプールを介して**咽頭結膜熱(プール熱)**が広がりやすい季節です。
正しいケア方法 プール後は流水で目をやさしく洗い流しましょう。人工涙液タイプの点眼薬(防腐剤なし)で洗い流すとより効果的です。ゴーグルの着用も予防に有効です。
目やにが増えた・充血が続く・目がゴロゴロするなど症状が出たら、自己判断せず眼科へ。
□ 肌のケア ── 塩素による乾燥・荒れを防ぐ
塩素は肌の皮脂(バリア機能)を洗い落とします。長時間プールに入ると肌の水分が失われ、乾燥・かゆみ・赤みが出やすくなります。アトピーや敏感肌の方は特に注意が必要です。
正しいケア方法 プールから上がったらすぐにシャワーで塩素を洗い流しましょう。ゴシゴシ洗いは逆効果で、やさしく洗うのがポイントです。その後は速やかに保湿することが大切です。泳ぐ前に保湿クリームを塗っておくことも、肌を守る予防策になります。
髪のダメージも忘れずに 塩素は髪にもダメージを与えます。プール後は早めにシャンプーし、トリートメントでケアしましょう。
□ 薬剤師からひとこと
外耳炎・結膜炎の市販薬選びや、お子さんの肌に合う保湿剤・アトピーのケアについてはぜひご相談ください。「プール後に毎年肌が荒れる」というお悩みも、一緒に対策を考えます。
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